社会福祉法人 西大和白鳳会 西大和保育園様

2025.04.28
実績について

2024年度から「チームビルディング研修」、「チームビルディング会議」、「1on1制度構築」をご導入いただいている西大和保育園の矢谷園長、山仲主任にお話を伺いました。

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    ※チームビルディング研修とは?
    →心と体を動かす体験&対話型の研修です。楽しみながら課題解決ゲームに取り組み、コミュニケーションの活性化を狙います。
  • ※チームビルディング会議とは?
    →会議ファシリテーターが園の問題解決をお手伝いします。園の主要メンバーで現在の問題を棚卸しして、その解決や振り返り・改善のための話し合いをサポートします。
  • ※1on1制度構築とは?
    →園長・主任だけが頑張らず、お互いをフォローし育ちあえる風土をつくるために、職員同士で1on1を続けていける仕組みづくりをお手伝いします。
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西大和保育園さんは、 奈良県北葛城郡にある認可保育園です。
どんな想いでチームビルディングを導入し、どんな風に活用しているのかを伺いました。

――チームビルディングスと出会ったきっかけは?
山仲主任:保育博でしまさん(弊社 中島)の研修に参加したことがきっかけです。
その際に私が「職員会議の議事録をみんなに周知するいい方法ありますか?」と質問したところ、「僕も困ってるんです」と言われて、なんか素直で信用できるなと思って。それが出会いです。

 

――その頃の園は、どんなことに困っていましたか?
山仲主任:職員間の温度差がネックでした。あとは職員とどうコミュニケーションを図っていったらいいのかが課題で…幹部/保育士や、正規職員/パートみたいに分かれている部分があったので、何か一つのものに向かってみんなで頑張っていきたいというところで、「チームビルディング最高やん!」って思いました(笑)
あとは、保育内容もトップダウンでやってきましたので、先生たちはやらされてる感が付きまとっていたのではないかなと。自分の意思で「こうした方がいいんじゃないか、こういう保育がいいんじゃないか」と言える場もなかったですし。

 

――なるほど。そんな中でサービスを導入する際に、迷ったことなどはありましたか?
山仲主任:迷ったことというか…チームビルディング会議の最初の方は「どんなこと言われるんやろう、吊るし上げられるんやろうな。」という気持ちだったことを覚えています。2・3回目くらいまでは、「もうお腹痛い…」という感じでした(笑)。でもそこをしまさんたちが上手く潤滑油になってくれたので、助かりました。

 

――そうだったんですね。チームビルディングを導入したいというお気持ちはありつつ、でもやっぱり嫌だな…というお気持ちも同時にあったということでしょうか。
そこを乗り越えて「チームビルディングをやろう!」とご決断されたのはなぜですか?
山仲主任:過去、退職者が多かったりそういったこともあったので、良くするも悪くするも、もう本当にこの1年が勝負の1年やなと思っていました。嫌なところも見ないといけないし、踏み込んでいかなければいけないという覚悟はあったので、これは避けて通れない道だなと決めました。

 

矢谷園長:これまで色んな取り組みをやって、職員が良くなってきて一緒に交わっていけているかなと思っていたんですが、やっぱり蓋を開けてみたら上手くいっていなかったということもあって。以前から主任がチームビルディングをやりたいと言ってくれていたので、今やなと。ここが勝負の1年だなと思ったのは主任と同じです。

 

――お二人とも覚悟を持ってご決断されたのですね。
そんな中で様々なサービスを導入してみて、率直なご感想は?
矢谷園長:最初はチームビルディング研修から始まったのですが、みんな楽しんでいましたし、(研修の中で課題をクリアするために)一緒に何かを考えるっていうのは、それぞれの個性がとてもよく分かって。「こんな考えなんや!」とすごく面白かったです。
また、チームビルディング会議もしまさんが上手く乗せてくださるので、みんなちゃんと意見を言って、一緒に考えていくことができるようになりました。職員たちが前向きになってきているなというのをすごく感じています。

 

山仲主任:最初はハードルが高かったチームビルディング会議も、回を重ねていくごとにこちらの想いを上手く伝えることができたり、ひとつひとつ問題を解決していくことで、職員たちも達成感や満足感を得ている感じがしました。
園内で職員会議も定着しましたし、悩んでいた議事録もチャットワーク(チャットのアプリ)を使ったりして、すぐにリアルタイムで伝わるようにという工夫ができたりしています。色んな事が変わった1年で、しまさんたちに来ていただいてよかったなと思っています。

 

――良い変化が起きているのですね。一番初めに「園が変わってきたな」と感じられたのはどんな時でしたか?
山仲主任:チームビルディング会議の中で、リーダーだけが集まって業務分担をした時があったんです。全員のやっている仕事を全部書き出して一覧にしてみて。私(主任)の仕事をみんなに割り振って、リーダーが持っていた仕事を若手に割り振って、という棚卸しをしました。変わったきっかけは、あそこからかな。
あの時から、「私やりましょうか?」とか「これだけ仕事あったんですね!」みたいに職員が言ってくれて。私も、みんなはクラスを持っているし、あんまり仕事をいっぱいお願いできないなと思っていたんですけど、上手くしまさんが「もうちょっといきましょうか」と割り振ってくれたりして(笑)

 

――2024年度の1年間で色々な変化があったのですね。2025年度はどんな風にチームビルディングを活用していこうとお考えですか?
矢谷園長:今年度ですごくいい感じになってきているので、2025年度は、しまさんたちに「やってもらっている」のではなく、「自分たちでやっていく」という風になっていくといいなと思っています。とにかくまずリーダーを育てるというのが目標です。

 

山仲主任:チームビルディング会議を自分たちでやっていけるようにしたり、あとは、パートさんたちをもっと巻き込んでいきたいです。

 

――最後に、どんな園にチームビルディングスのサービスをオススメしたいですか?
矢谷園長:保育業界って割と保守的というか、歴史のある園ほど昔ながらのトップダウンなところも多いのではないかなと思います。でも今は目まぐるしく世の中が変わっているので、このままではいけない。今の時代に追いつかないと、保育士さんにも来てもらえない状態になってしまいます。園内のコミュニケーションを図る上でチームビルディングスさんが新しい風を入れてくれると思っています。なので、「何かしら変えなきゃいけない」と思っている園さんにはいいのではないかと思います。
私も、変わらなきゃと思いつつ、何を変えたらいいのか具体的には分からなかったので…
何か思っていることがあるのであれば、一回やってみるのはいいのではないかと思います。

 

山仲主任:あとは、園の状況を細かくやりとりできる園にはオススメですね。私もよくしまさんに連絡して相談をしていました。お金を払っているから「ハイお任せ」というのではなく、一緒にやっていける園にはオススメです。

 

――ありがとうございます。私たちも「いい園づくりのパートナー」ということを大事にしているので、これからも園の皆さんと一緒に頑張っていきたいと思っています。
本日は貴重なお時間をありがとうございました。