はじめまして。
2021年8月からチームビルディングス株式会社に入って、ファシリテーターをしている日比千里(ひび ちさと)です。
私たちチームビルディングス株式会社は、保育園や幼稚園をもっと「いい園」にするためのチームづくりの支援を行っています。
私が今なぜここにいるのか、自己紹介も兼ねて書いてみようと思います。
プロフィール
日比千里 ひび ちさと
東京都出身。大学・大学院ではスポーツ心理学を学んでいました(今も少し関わっています)。
チームビルディングスに入社する前は、チームビルディングジャパンという会社に新卒からずっと勤めていました。
ほぼ同じ名前なので、パッと見は会社が変わったと気づかれません(笑)
そもそもなぜ「チームビルディング」に辿りついたのか?
学生時代に、ずっとバスケットボールをやっていました。
どの時代も絶対的な監督やコーチがいた訳ではなく、割と自分たちでチームを作っていくことが多かったので、メンバーの仲が良くなかったり、イマイチ方向性が合わなかったり、人が辞めていったり、試合に勝てなかったり、「どうしたらチームってうまくいくんだろう?」という疑問(ほぼ悩みですね)が常に頭にありました。
そんな中で、スポーツ心理学というものがあることを知り、さらに大学で学ぶうちに「チームビルディング」という言葉に出会いました(余談ですが、当時は試合の前などにチームで組む円陣の研究をしていました)。
こんな概念があるのか!これって大事だな~!と思ったのですが、本や論文を読んでみても、具体的に何をするのか?があまりよく分からなかった。
まして、チームビルディングの何かに関わりたいと思っても、どこの誰に言ったらいいのか?、仕事になるのか?もよく分からなかった。
そんなこと仕事でやっているところはあるのかな?と検索すると、一番上にヒットしたのが前職のチームビルディングジャパンでした。
そこでは、アクティビティと呼ばれる体験型の課題にチームのみんなで挑戦し、その共通体験から対話し、互いの理解を深め、チームのベクトルを合わせていくということをやっていました。
チームビルディングってこういうことをやるのか!と衝撃でした。
(今考えると、これはチームビルディングの一部なのですが・・・)。
そして、その魅力に取りつかれ、チームビルディングの世界に入りました。
チームビルディングスに来た理由
そこから、しまに出会い、チームビルディングスに移って働こうと思った大きな理由は、保育園にお返しができると思ったからです。
数年前までは、こんなこと全く考えもしていませんでした。
でも、自分の子供を保育園に入れるようになってから、保育園・先生たちってすごい!ありがたい!と思うことばかりになったのです。
保育園に対する気持ちの変化
わが子が保育園に入園する頃、その時はもうすでにコロナ禍でした。
だから保育園に入れることも迷いました。
この時期にあえて外に出す機会を増やしていいのか・・・と。
でも、いつ終わるか分からないし、今入れないと入園できないかもしれないということもあって、入園させることにしました。
でも正直、保育園に入れることにそんなに前向きではなかったと思います。ちょっと警戒していた という方が正しいかもしれません。
そんな中で通わせているうちに、私自身の気持ちが変化していきました。
ある時、保育園の送り迎えをちょっと楽しみにしている自分がいるなと気づいたのです。
いやもちろん、(肉体的には)大変で嫌なのですが、(気持ち的には)行きたいなと。
なぜだろう?と考えてみると、自分の子どものことを楽しそうに話してくれる誰か(先生)に会うのが楽しいんだと分かりました。
「今日~~をしていて、おもしろかったです」
「今日は~~ができてビックリしました」
「~~って言うのカワイイですよね」
(そうそう、そうなんだよ!分かる!それカワイイよね!)先生の言ってくれることは、私の中で共感の嵐でした。
思えば、子どもが少しずつ動けるようになってきて、さぁこれから外の世界へ出ていこう!と思っていた矢先のコロナ禍でした。
子どもを見ているのは、私たち両親とたまの祖父母くらいで、地域の交流の場に行くこともできず、友人と互いの子どもを遊ばせることもできず、親戚に会わせることもできず。これまで、子どもの成長を一緒に見て、楽しんで、共有できる人が圧倒的に少なかったんだなと実感しました。
保育園のありがたさ
そこへ保育園と先生たちの登場。
自分たち両親と同じくらい毎日(時間に換算したら自分たちよりも多く)
子どもに接して、その成長を見て、楽しんで、共有してくれる人の存在は、とても大きいものでした。
それから、どんどん保育園のありがたさが身に染みてきました。
保育園は、朝から晩まで、更にコロナがあっても子どもたちの居場所をつくり続けてくれている。
子どもをみていると大変だなぁ~と思うことばかりなのに、先生たちは優しく上手に接してくれている。
保育園に入っているからこそ、わが子は毎日同世代のお友達と遊べるし、色んな遊びや経験ができる。
当たり前のことかもしれないけれど、すごいな、ありがたいなと思うことばかりです。保育園がないと今の生活は全く回らないし、子どもも今のようには成長しなかったでしょう。本当に保育園と先生方には感謝しています。
お返しできたら
そんなことを日々感じていたので、保育園をより「いい園」にするお手伝いが自分にもできるのであれば、それはやってみたい!と思ったのです。
「いつもありがとうございます」と思う気持ちをこんなダイレクトに保育園へ還元できることなんて、そうそうない。
保育園にお世話になっている一人の保護者だからこそ、この仕事でお返しができたらいいなと思っています。